胆石と合併症の日々

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はじめに・・・
何度か痛みのある胆石発作を経験した人！
合併症を起こす前に病院へ行って下さい！

何度か発作を繰り返し、手術も病院も嫌で、発作も慣れたし何時間かしたら治まるし、発作が頻発してから手術しても遅くないから・・・と思っていたのに取り返しのつかない事になった人間がここにいます。今健康なのに手術、というのはなかなか踏み切れないと思いますが、定期的に病院に行って発作の頻度を伝えたり、血液検査で肝臓や膵臓の状態を知っているだけでも違う結果が出ていたと思います。他の臓器にも影響が出たり、炎症が起こって癒着してからでは本当に大変ですから。


このブログでは「◇」カテゴリに
・胆石がはじめて見つかった時、その後の胆石発作の事
・胆石で緊急入院してからの体験
・胆嚢を摘出するとして「腹腔鏡下胆嚢摘出手術 」を受けたが、合併症が見つかり開腹手術となった経緯
・その後の経過、三度の胆汁漏れ
・１ヶ月半に及ぶ入院の日記
・退院したその日に胆汁漏れでチューブのつけなおし
・転院する事になり、その手続きなど
を、入院時のメモや他ブログで書いていた日記などから、順次加筆しています。

その他、この機会で覚えた事、今後同じ経験をする人に読んで欲しい内容などを「◆」カテゴリにメモする形で構成しています。

まだ完治には至らないので、書ききれないまま再入院になると思いますが、できれば携帯から経過をアップできればと思っています。

どのような事も最後は
「きっとあの経験があったから、今の私があるんだ」
と思える、人生に無駄な経験はない・・・私の友人にも伝えたいという思いもあります。
それから今回の事で心配してくださった方々、力になってくださった方々、そして何より家族に感謝の気持ちを書いていければと思います。

膵臓炎を併発して危険な状態だった私を助けてくださり、長年の胆石を手術してくださり、転院という事になったのにもかかわらず心配いただき、快く資料をくださった主治医先生、病院にも心から感謝いたします。

2009.1.20記
  

2005年

胃の裏が痛い・・・。焼けつくように熱い感覚と痛み。
ごはん食べて少ししてからなる時と、夜中になる時と。
1時間くらいで治まるときと、半日痛むときとがあり、すっごく痛かった時は、2,3日後遺症なのか、重だるい感覚が続く・・・。

「胆石」だとわかってからも約3年間、処置もせず、時々発作が出ても「いつものことだから」と我慢して治まるのを待っていました。
入院して手術して、しかもおおごとになるとは夢にも思わず。


胆石闘病記
[1]胆石持ちの３年間
[2]胆嚢摘出・合併症
[3]自宅療養・転院待ち
[4]ステント留置1回目
[5]ステント留置2回目
[6]ステントを取る
[7]治療終了、その後

  

2005年8月

胃の裏が痛い・・・。焼けつくように熱い感覚と痛み。
ごはん食べて少ししてからなる時と、夜中になる時と。
1時間くらいで治まるときと、半日痛むときとがあり、すっごく痛かった時は、2,3日後遺症なのか、重だるい感覚が続く・・・。
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夜中３時頃目が覚めた。
なんで目が覚めたのかわからない・・・が、起きているとだんだん胃痛と吐き気が。
これで起きたのかな、と思いながら胃薬を飲んでふとんの上でじっとしていたが、だんだんひどくなる。
胆石の発作で夜中に目が覚める事はあったけど、ちょっと様子が違うし、やっぱり胃がおかしいのかな・・・と様子を見ていた。
でもだんだん痛みが増し、トイレに駆け込んで吐く事数回。

「なにかおかしい」
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血液検査をしたら、アミラーゼ値（だったかな）が3000という、基準よりかなり大きい数値が出て、急性膵炎だと言われた。
とりあえず膵臓の炎症が治まるまでは、胆嚢の手術もできないので、入院して点滴、絶食。
24時間点滴と絶食の日々がはじまった。  » 続きを読む